お盆が明けて日常の通勤風景が戻ってきましたね。
いつものメンバーの中に乗り慣れていない方が混ざるこの季節、
バス車内でのちょっとした出来事から
「心の境界線(バウンダリー)」について考えるきっかけがありました。
荷物で塞がれた席と、ギロッとされた視線
バスの安全走行のため「空いている席にはお座りください」と案内が流れる車内。
空いている席を見つけて座ろうとした瞬間、
そこに荷物が置かれていることに気づきました。
持ち主と思われる女性に目をやると、
ギロッと強い視線で睨むような表情。
「荷物を膝に乗せたくない」
「座らないでほしい」
という心の声が痛いほど伝わってきました。
荷物をどけて席を空けてはくれましたが、
私は一瞬立ち止まり、心が激しく揺れました。
「座ったら嫌な思いをさせるかな?」
「荷物が重くてイライラしているのかな?」
相手の感情を瞬時に察知し、
自分の中に引き込んでしまったのです。
何を軸に考えるか?
立ち尽くしそうになる自分の中で、
何が正しい「軸」なのかを整理してみました。
- 席は荷物置き場ではなく人が座る場所であること
- 走行中の安全のために着席するのがマナーであること
- バスは公共の乗り物であり、一人でも多くの人が乗れるようにスペースを有効活用すべきこと
感情ではなく「事実」と「本来の目的」に立ち返った時、
迷う必要はないと気づきました。
その共鳴、今本当に必要ですか?
相手の目つきや雰囲気から嫌な気持ちを感じ取り、
それに共鳴してしまうこと——。
人の気持ちに敏感な人ほど、
こうした「感情のもらい事故」を頻繁に起こしてしまいます。
でも、問いかけてみてください。
「その共鳴、今の私に本当に必要?」
相手が不機嫌になるかどうかは「相手の問題」です。
あなたが公共のマナーを守り、安全に着席することは「あなたの問題」です。
ここを切り離すことこそが、
心の境界線(バウンダリー)を引くということです。
他人の感情の波に飲まれそうになった時は、
ぜひ一歩引いて
「自分の軸」と「境界線」を
思い出してみてくださいね。

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